今日はE46型後期型の純正無線キーの修理情報のご紹介です。 無線キーは本来、通常使用している間キーシンダーからの通信により充電され続けますが、しばらくの間キーを使用しないと、クルマのバッテリー上がりのように電源が入らない状態になってしまう事が有ります。 ボタンでのロック/アンロックが出来なくなってしまった場合は、バッテリーの消耗による原因が考えられます。 キー本体の部品代は¥30,000-を超えてしまう高額な物となります。 エンジン始動は問題ないが、キーレス作動が出来ない場合には今回ご案内しているキーバッテリー交換を試す価値有りですよ? 作業手順ですが、前期型のキーと違い分解できるようになっておりません。まず、カッター等でキー本体の溝に切り込みを入れて半分に割ります。そしてはまっているだけのキーバッテリーが取り付けされている基盤を取り外します。次に半田を使用して基盤からバッテリー本体を取り外し、新しい物に入れ替えます。入れ替え時の注意ポイントにキーバッテリーと基盤を繋いでいるプレートの選択があります。この一番重要な画像は作業の続きを社長がやってくれたので撮れませんでした。(笑) 入れ替えしたら元の状態に戻しキーケースを接着して完了です。 ちなみにこの特殊バッテリーは日本で取り扱っている所がほとんどないようで、今回はT様より頂きました情報を基に実施してみました。ありがとうございました! そして今回たまたまこの症状が出たS様、作業をお試しでお任せ頂きありがとうございました! こんな症状が出ている方がいらっしゃいましたら是非ご相談下さい。 明日からまた気温が下がって天候も下り坂の様です。皆様、体調不良などにお気をつけて素敵なBMWライフをお楽しみ下さい!!たくさんのお客様のご来店を心よりお待ちしております!!