今週の月曜定休日の出来事。
自分で運転し走行中だったE39のエンジンルーム付近より、「バンッ」と異音がしてその直後からフロントボディ廻りからステアリングまでに伝わる振動が起こりました。
フロントタイヤのバーストと思える程の振動でしたので、すぐに停車させエンジンを切ってタイヤ廻りを確認すると、何も変化なし。
ファンベルトが外れ(切れ)てウォーターポンプのガタやファンに絡まって問題が出ているか?と一応ボンネットを開けてエンジンルーム内を見渡してみても・・・特に何も目立った変化なし。
あれっ??と思いながらも恐る恐るエンジンを再始動してみると何事もなかったかの様に普通に動いているエンジン。
しかし、その約10秒後・・・
またもや「バリバリバリッ」という異音と大きな振動が。
そのまま音と振動の発生源をよく見てみるとフロントバンパー内側に付いている電動ファンからの様でした。
再度エンジンを止めて再確認してみるとファンの羽が数枚割れてなくなっており、その周りの網状のカバー部分がズタボロ状態に。 外部からの衝撃などの影響ではなかったので、熱や経過年数などからの劣化による破損かと思われます。(泣)
自宅から数百メートルの場所だった為、接触部分を取り除き一旦自宅に戻ってから会社に行って自分でキャリアカーで運ぶ事にしました。
社長へ電話し状況報告をすると、奇跡的に工場長が会社にいるとの情報が! 連絡を取ってみるとまだいるから大丈夫との事で会社へ向かいました。
定休日のつたえファクトリーに到着するとのシャッターの一部が開いており見慣れたE46カブリオレ(みちる号)がリフトに掛かってました。 つたえファクトリーの保険担当である安高の車両を見てあげるなんて、なんて優しい工場長なんだろうと思いながら工場へ入ってみると・・・
なんと・・・!
ツナギを着て汗だくの安高本人が、自分でエンジンルームに手を突っ込んでいる姿が!!! 車両の周りにはブレーキパッドの交換の跡も見受けられ、その顔には作業を手伝いながら汗を拭き擦ったであろうブレーキ廻りの汚れが勲章の様に付いており、その横でニヤニヤしながら安全に作業を指導する工場長の姿もありました。(笑)
入社前からクルマが好きとは聞いておりましたが、「自分でも触ってみようと思って。」との事。
気合い入ってるな~!と本当に驚きました!
女の子にここまでやられると、男性スタッフも負けてられません!
頑張らねば!!
お客様のBMWへフィードバック出来る様に、日々努力です!
今後共、宜しくお願い致します。