「ＢＭＷ ｉ８」 再度登場です！！
以前、皆様にも是非写真撮影や実物をご覧になって頂こうとショールーム横で弊社所有の「ＢＭＷ ｉ８」を展示しておりましたが、イベントを開催する事も出来なくなりしばらく温めておりましたので（笑）、再度ご紹介致します。
ＢＭＷ ｉ８は跳ね上げ式の「バタフライ・ドア」が個性を放ち、当時からまるでSF映画から飛び出てきたような先進的なデザインでありながらもプラグイン・ハイブリッドであるという相反する仕様や、「カーボン・ ファイバー強化樹脂（CFRP）」を随所に採用したキャビンは軽量で強硬なボディ素材である事などが大きな特徴です！
他社のプラグイン・ハイブリッドとの違いとして、電気自動車⇔ガソリン仕様車を切り替えるだけでなく、前輪を電気モーターで後輪をガソリンエンジンで駆動させるといった運転方法も選択可能な事によりプラグイン・ハイブリッド・モデルでありながらも従来の4輪駆動を思わせる、パワフルでダイナミックな走りを追求することもできます。
1.5L直列3気筒DOHCガソリンエンジンと電気モーターを兼ね備えたスペックは、
フロント駆動の電気モーター：最高出力 105kW〔142,8ps〕/4,300rpm、最大トルク250Nm〔25.5kgm〕/100-4,100rpm。
リア駆動のガソリンエンジン：最高出力 170kW〔231ps〕/5,800rpm、最大トルク320Nm〔32.6kgm〕/3,700rpm。
2ドア仕様 定員2名
その価格は・・・「￥２２,７６０,００0（税抜き)～ ＋オプション」！！
ハイブリッド車の電気走行時はほぼ無音となるため、周囲に気づかれにくいのがメリットでもありデメリットでもありますが、BMW i8 ロードスターは走行速度が30km/hを下回るとシステムがタービンのようなノイズを発生させ、歩行者など周囲の道路利用者に車両の接近を知らせて注意を促す様に振る舞ってくれたりもしますが、しかしi8の神髄はスポーツカーである事！
セレクターレバーを左に倒して「スポーツ」モードを選ぶと、全く違う顔を見せてくれます。 まずサウンドが変わる。1.5リッターの直列3気筒とは思えない、まるでチューンされたストレート6のような快音を奏で始め、もちろんそれは人工的なサウンドでありスピーカーを経由して耳に入ってくるが心地良い。聞くところによれば、その音色はまるっきりの作り物というわけではなく排気系などに小型のマイクを仕込み、拾ったサウンドの雑味を排除し心地よい部分だけを増幅してスピーカーに送るという感じに調整されたものらしい。
変わるのはもちろんサウンドだけじゃなくパワーユニットも一気に力強さを増す。ここに至ってようやくシステム合計出力374psの全力が発揮されます！
モーターの間髪入れずに加速を開始する瞬発力と力強さ、そしてエンジンの内燃機関ならではの伸び。前輪と後輪にかかるそれぞれのチカラを奇麗に統合制御しながら、思わず口元が緩むような、気持ちのいい加速を楽しませてくれる。静止状態から100km/hまでの加速タイムは4.6秒。それは現行の「ポルシェ911カレラ」と全く同じ数値なのです！
そんなBMW i8シリーズのBMW i8 クーペ/ロードスターは、2018年にマイナーチェンジを迎えていますが、2020年製造分をもって生産終了となり絶版モデルとなってしまいました。
しばらくショールーム横でご覧頂ける様に展示致しますので、ご興味のある方は遊びにいらして下さいね！
