E90型は、3シリーズとしては5世代目となり、先代のE46と比較してボディサイズがさらに拡大され、歴代3シリーズには付いていなかった後席にエアコン吹き出し口が設けられるなど後席の快適性や居住性が格段にアップされています。
E90のデザインは、BMWの日本人デザイナーである永島穣司が担当したことでも有名で、ドアモール等を廃止し、スッキリとさせ彫刻の様なデザインを採用しています。

5代目からはボディタイプにより車種コードが分けられ、E90はセダン、E91はツーリング、E92がクーペでE93がカブリオレになっています。

前期型の最大の特徴は、外観で言うとエッジの効いたボディーラインでしょう。この車両のグレードでもあるMスポーツモデルではMスポーツ用のエアロパーツが加わることで、その外観のエッジ感が更に強調されています。
先代E46では「イカリング」の名称で一世を風靡したポジションランプがエンジェルアイとして3シリーズに標準化されたのもE90型からとなります。夜間走行時にエッジの効いたボディーライン上に浮かぶ4つの光の輪が、ル・マンブルーカラーとなるMスポーツの迫力を一層増してくれています。

装備面では夜間の乗り降りに便利なアウタードアハンドルライト、HIDヘッドライト、ルームミラー一体型ETC、Mスポーツ専用の電動スポーツシート(メモリー機能付き)、手元でオーディオコントロールが可能なマルチファンクション機能付きレザースポーツステアリング、社外1９インチアルミホイール、アルカンタラパネル、社外カーボンフロントリップ、カーボングリルなどがございます。取説や点検整備記録簿もしっかりと残っております。

４万キロ台で内外装ともに程度良好です。アルミやグリル、サイドマーカーなどは社外に変更されていますが黒まとめられているため統一感があり上品な仕上がりになっております。

点検整備記録簿より

H23.02   6,369km   ブレーキフルード、マイクロフィルター交換

H29.06   33,005km   シールフランジ、バキュームポンプOリング、ホースバンド交換

R01.06   40,300km   左コントロールアーム、左テンションストラット、パワーステアリングギアボックス、パワステオイル、ホイール/タイヤ４本交換

その他平成２２、２４、２５、２６、２８年の点検整備記録簿がございます。
定期的にしっかりと点検整備を行ってきた車両なので安心してお乗り頂けます。