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人気色アルピン・ホワイト3で後期型のE92型M3 MDCT Drivelogic PKGが入庫しました！
4代目となるこのE92型M3クーペは、サロン・アンテルナショナル・ド・ロトで量産型に近い「M3 コンセプト」が発表された同年の2007年9月に発売されました。先代E46型M3より一回り大きくなったボディサイズですが、カーボン製ルーフやアルミパーツの追加採用等により軽量化され、車輌重量は1700kg以下の1650kgに抑えられています。E92型M3の外観は、ボリュームを増した前後フェンダーとフェンダーダクト、フェンダーダクトに設けられたウィンカー、放熱用エアスクープをもつアルミ製ボンネット、専用エアロパーツ、空力を考えたサイドミラー、4本出しマフラーなど一目でM3であることが認識できるほどM3であることを主張したデザインになってます。
搭載されるS65エンジンユニットとなる4.0LのV型8気筒DOHCエンジンは、新開発された7速のM-DCT（Mダブルクラッチ・トランスミッション）と組み合わさり、最大出力420ps、最大トルク40.79kgf・mを発揮、僅か4.8秒で時速100km/hに達する加速を見せます。M3のメーターには最高速330km/hが刻まれ、レッドゾーンも8,000回転以上とこのS65エンジンユニットが高回転エンジンであることを物語っています。
しかしこのスペックでも燃費（燃料消費率（km/ℓ）10・15モードは9.3となっており優秀です！（カタログデータより）
そして、展示車輌にはM3を満喫するには欠かせないであろう、M DCT Drivelogic（エム・ディーシーティー・ドライブロジック）が装備されており、動力伝達を遮断することなくエンジンの出力を提供する7速DCTとEDC（エレクトリック・ダンパー・コントロール）、Mサーボトロニック・パワーステアリング、DSCのモードを総合的に電子制御。
EDCによるダンパーの硬さ調整やDSC（ダイナミック・スタビリティ・コントロール）のオン/オフ切り替え、そしてエンジンレスポンスやDTCの変速タイミグの調整が画面設定で行え、マルチステアリング上のMボタンでパワーモード/EDCモードの切り替えが可能。Mダイナミックモードでは横滑りを許容しつつ限界時にはDSCがトラクションコントロールで車がスピンしないよう制御してくれるので、サーキット走行でも積極的に攻め込むことができます。
インテリアには黒のノヴィロレザー本革シートとM3純正カーボン柄の本革パネルでコーディネートされたスポーティ且つ高級感のある落ち着いた室内空間を演出。使い易くなった次世代型iDriveに見やすくなった純正HDDナビ。ミラー一体型ETC、コンフォートアクセス、ヒートシーター、オートクルーズ等快適装備も充実。後期型の純正HDDナビにはミュージックサーバー機能も搭載。更に6エアバック、全席3点式シートベルト、アクティブヘッドレスト、DSC（ダイナミック・スタビリティ・コントロール）、ABS、PDC（パーク・ディスタンス・コントロール）等の安全装備も充実。環境、燃費性能を考慮したブレーキ・エネルギー回生システムも搭載され、18インチのM3純正Mダブルスポークホイールが見た目の印象を引き締めてくれています。E92 M3クーペは4人乗りと割り切ることで後席空間のゆとりもかなり広く確保され、前席シートに設けられた電動スライドスイッチを使うことで後席へのアプローチも楽に行える配慮もされており、スーパーカーでありながら実用性も高い車と言えるでしょう。
整備記録簿より
H25.10 14,180km ブレーキフルード、A/Cマイクロフィルター
H26.11 25,492km DCTシールスリーブガスケット、DCTオイルパン、DCTハイドロカバーガスケット
H27.12 37.380km ブレーキフルード
H28.11 40,711km バッテリー90Ah、A/Cマイクロフィルター
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